派遣会社とは簡単に言えば派遣先企業を斡旋してくれる会社のことです。みなさんと派遣先企業の架橋となる存在です。あなたと派遣先企業のトラブルを解決してくれるのも派遣会社です。雇用条件や環境、賃金などで問題が生じた場合は、派遣会社のスタッフに問い合わせることで、解決の糸口を模索してくれるでしょう。
もし、派遣社員として働きたいと思ったら、まずこの派遣会社に行く必要があります。派遣会社で登録の手続きをしましょう。登録の際には、派遣の仕組みの説明を受けた上で、自身のプロフィールを登録します。生年月日からスキル・資格、職務経歴に至るまで多種多様な項目を記入することになります。またこのとき、その職種に就きたいのかを面接などで確認される場合もあります。あらかじめ答えを用意しておきましょう。
無事登録が終われば、次は仕事の紹介に移ります。あなたの能力と派遣先企業の求めるモノが一致すれば、見事契約に至ります。雇用条件や細かい注意事項などを確認したうえで、就業に臨みましょう。
出来る限り良い条件で働くためには、良い派遣会社に登録する必要があります。悪質な派遣会社に登録してしまうと、好条件の仕事を紹介してもらえる可能性がグッと下がります。
ではいったい、どの派遣会社が良いのでしょうか。良い派遣会社の条件は、「求人数が多いこと・福利厚生が充実していること・あなたを理解しようと努力してくれること」の３点です。特に３つ目のポイントは大変重要です。派遣会社があなたのことをどれだけ理解してくれるか。これが何よりも大切です。あなたへの理解が深まれば深まるほど、あなたに適した派遣先を紹介してくれるからです。ネットで検索すれば、大手の派遣会社がヒットすると思います。そういった会社に登録するのも無難な選択肢と言えますが、大手の場合は流れ作業的に物事が進んでしまい、あなたへの理解が進まないまま仕事紹介に至り、いざ働いてみたら「こんなはずでは…」といったミスマッチが生じることもあります。
また、派遣会社によって得意な職種が異なるので、そこで判断するのもアリでしょう。IT関連ならリクルートスタッフィング、医療系ならスタッフサービス、など会社ごとに特徴があるので、確認してみましょう。
出来ることなら複数の派遣会社に登録するのをオススメします。１社だけでなく、２社、３社と登録しておけば、リスクヘッジが可能となります。良い派遣会社に巡り合い、最適な仕事が見つかるよう願っています。